開発への想い
私たちは、運営するイベントを通してたくさんのペットと飼い主さんに出会いました。
皆さんにとってこの子たちは本当の家族であり、そして、それ以上の関係でもあることを実感しました。
人間である私たちに必要なものは、この家族にとっても必要なもの。災害時のストレスや栄養への配慮もそのひとつです。
災害時にまず最初に考えるべき事は、飼い主自身や家族の安全確保です。つまり、家族であるペットも同様に、普段から備えておく必要があります。
言葉を話せないペットのストレスを少しでも軽減したい。少しでも快適に過ごせる災害食を作りたい。
そんな思いで開発を始めました。
災害時でも必要な栄養を
災害時でも慌てることなくサッと持ち運べるもの、必要な栄養をしっかり摂取できるもの。この2点を開発の軸に私たちの挑戦は始まりました。
慌てている時に複数の食事を用意することは困難です。私たち人間とペットが家族として、同じものを安心して食べられるように獣医師・防災士・管理栄養士・薬剤師など様々な専門家の監修のもと、簡便性や保存性がよく栄養価の高い食品を目指しました。
通常時も食べられるおいしさ
利便性も大切ですが、非常時に栄養補給の為といえ、おいしくない食事はストレスの原因となり、食欲不振も招きかねません。また、備蓄食はローリングストックの為、平時にも口にするものです。だから、非常時でなくても美味しく食べられる備蓄食を目指して、栄養だけではなく、味にも妥協はせずに開発をしています。